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夢テロ
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作詞 まろかず |
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なんでもないさ、ただの夢
いつもみるのさ、こんな夢
ひどく残酷な、あの夢を
見るも無惨な原型を止めない僕と
普段と違う異質な君と
何をどうしてこうなった
どうしてどうしてこうなった
その答えならほら、今まさに君が手にしてる
平々凡々な毎日退屈で仕方ないんだ
抜け出したい 抜け出せない
家からも出ずに、心地良い暗い空間に浮かんで
そのくせ君のお気に入り
平和でいいよな、この国は
外では銃撃、テロ、戦争、海賊、何でもやってさ
中途半端な自由を食って成長した犯罪が
世間かき乱してるってのに
俺達何て呑気なもんさ国内の殺人だって三日で忘れる
いつ死ぬかも分からないくせして
自由にやってる気でいる自分に目眩がする
やりたい事やらなきゃいけないこと
この暗い部屋にも入り切らない
そんなくらいの山積みだろ
明日には片付けとけなんては言わないが
処理はしとけよな
何だったんだ、あの夢は
怖くて暗い、あの夢は
赤い二つの目の夢は
朝になったら毎回覚める
結局わからないまま眠る
そしてまた襲われるんだ
夢の中じゃ何にだってなれるとか言うけど
実際上手くいかないさ
夢の中でも恨まれて襲われるのさ
いつだって同じような夢だけど
この暗い部屋の夢だった
いつもの快適な空間
手放すのはやっぱり惜しい
でもちょうどいいたまには出てみるのもいいかな
久々の外の世界は
眩しいくらいに輝いて
360°開けてさ
陽のあたるこの身を何よりも大切に感じる
通りかかった君は少し意外そうな顔で
あれ、出てきたんだとかなり嬉しそうだ
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