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金魚草
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作詞 麻詩絽 |
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蹴りかけた足を止めて
悪ぶれない自分を
腰抜けがって罵って
窓の外の夕焼けが綺麗だ
決められたことを
そのまんまやってのけたら
やらない奴から悪口貰ったよ
意味分かんねぇよ
明日から学校
行きたくない学校
桜に見蕩れて踏み込めば
校門閉められて地獄の祭り
花壇の金魚草が可愛いな
向日葵が咲く季節に
君がこの街に帰ってくるから
僕はまた強がって
泣きながら笑ってんだ
世間に罵倒されるような
ことをしたから強いのか
いい子にしていた僕たちは
死因が全員 過労死だ
明日から学校
大人は知らない学校
地獄の部屋で美しく光るのは
花瓶の花と窓際のあの子
寂しそうな背中に「好き」って貼り紙
ゆらりゆらり揺れても
楽しく笑うのはアイツ
見て見ぬフリする広い空
今日も悪ぶれない僕は
机の裏に落書き
僕はもう学校に来ない
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