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拝啓 誰かさま
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| 作詞 美雨 |
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はじめましてとつぶやいて 心の中で手紙を書く
私がこの世界に存在する意味は何ですかと
たったそれだけの 言葉がふたつの手紙を夜空のポストへ入れた
時計の針は刻々と進む
私の心を0の場所に置いたままで
この体だけが背中を押されて
もう後戻りはできないのだと 嘆くことしかできないよ
久しぶりに思い付き 心の中で手紙を書く
まだ答えのないあの日の手紙のことを聞きたくて
届いてますか 星の海越えて 手紙は夜空の旅をしましたか
羅針盤の針は回り続ける
私の心の行く先は定まらなくて
この体だけが動き回ってて
たどり着く先がわからないから いつも途中で立ち止まる
刻々と進む時計の針と
回り続ける羅針盤の針の狭間で
いつも押しつぶされそうになってて
もう何も考えたくなくなって 涙が零れ落ちていく
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