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雪は静かに
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作詞 しゅんのあしおと |
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白い雪が降る
きれいな雪が
雪は静かに
僕にも君にも
白い雪が降る
辺り一面に
汽笛は遠くへと
山も薄化粧
僕は黙って 雪を見ていた
あの日のように
すべてを忘れてしまいたくて
何かを得たくて
空気の冷たさと 雪の冷たさを
両手で受け止めて 美しさを知る
君の置いた赤い傘が
雪と戯れる
舞い散る雪は楽しそうに
景色を作ってゆく
君と僕との間に
降る雪は居場所をなくして
やがてふたりは抱きあって
ささやかなぬくもり わかちあった
君のいとしさに包まれて
僕は何も言えずに
涙をこらえて 抱きしめていた
雪の舞うなかで
ふたりを交互に見た傘が (白い雪が降る)
頬を赤らめ 横をむく (辺り一面に)
ずっとふたりは抱きあったまま (汽笛は遠くへと)
愛の喜び 確かめあった (山も薄化粧)
白い雪が降る
辺り一面に
汽笛は遠くへと
山も薄化粧
雪は静かに舞い落ちる
僕の上にも 君の上にも
しんしんという 音さえ消して
雪は静かに舞い落ちる
雪は静かに舞い落ちる…
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