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白い雪が降った時
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作詞 まい |
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灰色の空が街を覆いつくした
葉を落とした街路樹の間(ま)
風が通り抜ける
凍えそうな景色、立ち尽くす僕
何も出来なかった
君のほうがずっと辛かったはずなのに
「雪が降ったから」だなんて
見え透いた嘘をついた
冬が雪と共に悲しさを連れてきたんだ
「目に何か入ったかな」なんて
もっとましな嘘があったはずなのに
冬が温もりと共に君を奪っていく
モノクロな景色、無理に笑う君
泣くしか出来なかった
君のほうがずっと辛かったはずなのに
「外が寒いから」だなんて
よくわからない言い訳をした
何もかも冬のせいにするしかなかった
「目に何か入ったかな」なんて
もっと上手い嘘があったはずなのに
君無しで僕はこれからどうすれば良い…?
「雪が降ったから」だなんて
見え透いた嘘をついた
白い雪、君を映してる様で涙が溢れた
「目に何か入ったんだよね」と
君は僕の手を握りしめる
窓の外、白い雪が降っていた
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