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泣きたい時は、泣けば良い。
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作詞 まい |
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私は摂食障害です。
私は摂食障害です。
友達と
家族と
恋人と
普通の食事をしていた頃のことは
もうすっかり忘れてしまいました。
思い出そうにも思い出せません。
過食拒食の繰り返し
食べたい食べたくないの繰り返し
そして
食べて戻しての繰り返し
そんな毎日が
いつしか当たり前になりました。
心の病気だと先生は言います。
何かずっと
無理しているんじゃないかと
カウンセリングの先生は言います。
けれど私には
無理をした覚えはありません。
何一つありません。
友達に言いました
「私、摂食障害みたい」
あくまで笑って言いました。
友達も笑って言いました。
「そんなの早く治しなよ」
笑うしかなかったんです。
家族には言いません。言えません。
心配をかけたくないですから。
恋人に言いました
「私、摂食障害みたい」
あくまで笑って言いました。
恋人も笑って言いました。
「一緒に頑張ろうね」
久々に泣きました。
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