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穴あき珊瑚と貝殻のかけら
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作詞 たくっと |
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沖を見てると海の真ん中に居るみたいじゃない?
この波が海の底に戻るまでどのくらいかかるんだろうねって
はしゃいでる君を景色の中に
僕はエンジンはかけたまま
車によりかかり立っていた
もう行こうよ
海は灰色だし、砂も黒い
もう少し、夕陽が海に触れるまで
何も持たずに帰るのも惜しいって
ガラス瓶に詰めて持って帰った
穴あき珊瑚のかけらと貝殻
今度は蒼い海、連れて行ってやるよって言ったら
君は横むいて笑ってた
造花の花の瓶が割れて
床に散らばる、小さな貝殻と穴あき珊瑚に
あの日の君を思い出した
結局あれが二人で行った最後の海だったね
いつもいつも窓の外みてたよね
そこにないものばかり追いかけてたどり着いた
波が僕の足を洗う
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