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ひだまりの記憶
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作詞 立葵 |
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淡い淡い空の青 両手に不安抱えながら迎えた朝
陽の光りに導かれ 追い風に背中を押された
高鳴る胸の鼓動を抑え あの日僕は扉を開けた
そこに待っていたのは僕を包みこむひだまりだった
世界は僕の見方ではない
この世の全ては僕の敵でしかないと
そんな冷えた僕の心に君は
今も全部覚えてるよ
氷雪の中でもがき苦しんでた僕に 君があたたかなひだまりを
人を信じることに疲れていた僕に 君はたくさんの愛をくれた
僕は君に何を返せるのかな 考えてみたけど答えは見つからなくて
僕らはここで別れる それぞれの道の前に立ってる
そんな寂しそうな目で 僕を見つめないでおくれよ
この手をほどかなくちゃ 僕が手を放さなくちゃ
君はどこにも行けない君は君の未来へと進めない
例え全てが君の敵でも
いつまでも僕だけは君の見方だから
君もそう言ってくれるんだろう?
だからこの手を放すんだよ
君が僕にひだまりをくれたように 僕も君にひだまりをあげたいな
君が僕に愛を与えてくれたように 僕も君にたくさん愛をあげたいな
僕は君に何か返せたのかな 問いかけたら君は頷いてくれたね
幸せになってほしいんだ 僕は寂しくなんてないから
「さよなら」なんて言葉は 「また会えるよね?」なんて悲しい言葉は
空の彼方の蜃気楼に飛ばそうよ
君に与えて与えられて 何でもないことで笑って
僕らどろの中を走って 何でもないとこで転んで
そんな日々を過去の思い出に変えよう one memory
だからこの手を放すんだよ
君が僕にひだまりをくれたように 僕も君にひだまりをあげたいな
君が僕に愛を与えてくれたように 僕も君にたくさん愛をあげたいな
僕は君に何か返せたのかな 問いかけたら君は頷いてくれたね
そして僕らは歩き出す
君も僕も決して振り返らない それぞれの道を歩き出す
君も僕も決して忘れたりはしない 僕らのひだまりの記憶を
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