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冬の日
作詞 月影
掛けただけの布でさえも
暖かく感じる一人の夜
こんな日は貴方が恋しくなる

見かけよりも温かなその手で
僕の小さな手を包んで温めてくれた
当たり前だった冬の日

今では指の間に挟んだ火だけが
少しの温もりをくれる

風が吹いたら
寒さよりも先に貴方を思い出す
月が照らしたら
孤独の後に貴方を思い出す
朝目が覚めたら
空けたベットの右側に
温もりがあると願って目を閉じる

貴方がいない日を過ぎ
煌めく町並みを無視し
手に溶けていく雪をただ眺める

この体が温まることは
もうないだろうと思いながら
貴方がいない世界を歩く

後ろにしかつかない足跡を
2つ分探し
わざと灯りをつけたままの部屋に
貴方の陰を探し
ゆっくり ゆっくり
一人の夜を受け入れる

風が吹いたら
寒さよりも先に貴方を思い出す
月が照らしたら
孤独の後に貴方を思い出す
朝目が覚めたら
空けたベットの右側に
温もりがあると願って目を閉じる

そうやって
生きていく
貴方がいない世界でも
生きていく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 冬の日
公開日 2015/02/02
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 初投稿。
これからたまに
昔作った詞や詩をのせていきたいと思います。
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