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secret word
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作詞 ニコル |
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予感はしていた 壊れてしまうことを
丈夫な足場が 音も立てず朽ちていく
繋いだ手と手は いつか離ればなれに
暗い道のりを 下を向いて歩いていく
最初で最後の言葉を一つ
君に預けるから どうかお元気で
怒り狂っても 憎悪が溢れても
冷たい光のことを忘れないで
そっと触ってみても 温もりは感じられない
全てが取り残されたこと 僕はまだ知らない
本当はずっと 心の中で期待していた
こんな優しい日々が 変わらず続くのだろうと
かつて繋いだ手の 行方を探ろうとしても
丈夫だった足場は 跡形もなく消えている
言いたくないけど 言わなくちゃね
預けた言葉を言うよ 今までありがとう
悲しくて泣いたら 寂しくて震えたら
温かい暗闇を思い出して
乱暴に握ったら 不思議と安心できた
壊れる前は綺麗だったこと 僕はまだ覚えている
まだ覚えていられてる
素敵な深紅の空 君と座って眺めたな
あの日までは信じていた この日々は終わらないと
言えなかった言葉 君が知ることはない
声にせず呟く ただ一つの「さようなら」
こんな言葉 言わなくていい
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