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さくらさくら
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作詞 Chiharu |
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花びらたちは何を想うの
夏秋冬と 季節を越えて
遂に咲かせたその花 紅く
染まる前に 流れ 堕ちる
命短し恋せよ乙女 と
幾つもの炎に胸焦がし
それでも 決して 実を結ばぬのなら
この世を儚むしかないでしょう
さくらさくら
想いのまま散りゆくなら それでいいの
さくらさくら 白い命
この刹那に消える運命(さだめ)でも
構わない
恋人たちは何を祈るの
愛し愛され 熱に浮かれて
そして 傷つき 離れていくの
永遠(とわ)の愛など 絵空事
諸行無常はこの世の習い と
昔も今も それが理(ことわり)
縋り付き泣く愚かさなど 捨てて
潔く静かに散っていくの
さくらさくら
綺麗なまま終われるなら それが望みよ
さくらさくら 舞い落ちる
幾千万の恋の涙を吸い上げて
何も知らない幼子に戻り
戯れるなど 叶わぬ夢
やがて朽ち果て 老い滅びる身なら
今すぐ 潔く Ah 美しく…
さくらさくら
想いのまま散りゆくなら それでいいの
さくらさくら 白い命
この刹那に消える運命(さだめ)でも…
さくらさくら 君想う
幻でも 夢現(ゆめうつつ)でも
さくらさくら 願わくば
この樹の下 春を纏って 永眠(ねむ)りたい
綺麗なままで永眠(ねむ)りたい
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