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pray
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作詞 YAMATO |
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暖かさを教えてくれた 夕焼けの空
僕は今も覚えているよ 君はどうかな
自転車は僕らを乗せて 遠ざかっていく
回る輪が気づかせるのは 戻せない時間
祈る声は届かない 誓いは果たせない
ああ どうかせめて忘れないまま行かせて
思い出せる全てを持って帰るよ
変わってしまった僕たちの居場所へ
空っぽにならないでいてくれたよ
進む世界に逆らって留まり続ける
冷たい時も傍にいた あの日の温もり
僕は今も覚えているよ 君の眼差し
砂時計は重力のまま 落ちていく
零れる黄金が気づかせるのは なくならない記憶
約束は消えない 思い出は尽きない
ああ 大丈夫だよって笑いながら行かせて
大事にしたいものもそうじゃないものも
小さな鞄に詰め込んで背負っていくよ
白い空と黒い空を繋いでくれたね
世界は当たり前のように進み続ける
僕たちを置いていく
重ねた掌を掲げてみる
あの日と似たような夕陽が目に沁みる
黄昏が好きな理由を尋ねられた
切なそうで優しいからと僕は答えた
足りなくて寂しいものを埋めてくれるから
欲しくて望んだものを満たしてくれるから
心の隙間を癒してくれるから
流れ星に一つだけ願いを託すよ
たとえ叶うはずのない夢だとしても
今も君は同じ光を見ているだろうか
それを知る術は今の僕にありはしない
僅かばかりの期待を胸に眠るよ
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