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罪人
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作詞 李乃 |
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日常に魔が刺したなんて そんな大袈裟な感情じゃない
溶けて消える人魚の泡のように 皮肉な年相応、頃よ
代わりを探してたわけでもなくて お互い危険な香りを好んだようで
あなたなんか大嫌い ニヒルなシガレット 舌で転がす
罪を纏って花びらは開いていく
全てを捨て去る勇気なんて毛頭にない
さぁ変わって 綺麗にはなれないの
昼過ぎ、夕暮れまでは…あぁ愛して
あれはそう去年の夏 視線が交差した瞬間に
何かが崩れた感覚に追われ 晴れて罪人の完成よ
「出会うのが早かったならもっと深く愛し合えたね」なんて
馬鹿なこと言わないで 忘我の遊戯 割り切ってるくせに
皮肉な笑顔が影を魅せるのよ
息ができなくなる程溺れるのは領域外
さぁ雑に結った髪を今は解いて
そんな呼び名じゃなく女として…あぁ愛して
無邪気な声に負い目を感じたり
彼に優しくしてみたり
それでももう戻れないの
私は罪人 蛾は蛾として優美に舞う
罪を纏って花びらは開いていく
全てを捨て去る勇気なんて毛頭にない
さぁ変わって 綺麗にはなれないの
昼過ぎ、夕暮れまでは…あぁ愛して
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