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春の匂い
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作詞 くろちゃん |
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会社のドアを開け
歩道の並木道
一歩踏み出すと
春の匂いがした
なま暖かい風が
夜の闇を溶かし
新しい何かが
始まる予感がした
四月になれば
古い人は去り
古い書類の山は
古い倉庫にしまい
新入社員の山崎も
だいぶ板に付いた
冬の乾いた風は
どこかへと消えて
少しだけ湿った
春の匂いがした
家路急ぐ足どりも
大きくなる歩幅
明日からの毎日に
軽く乾杯しよう
四月になれば
新しい人たちや
新しい仕事が
新しい気持ちで
受付の美香ちゃんの
笑顔も春めいて
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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