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長峰山から
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作詞 くろちゃん |
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長峰山のいただきから
見おろす真夏の風景は
遠く北アルプスの峰と
安曇野盆地のみどり色
長くゆったりと流れる
夏の陽ざしに光る犀川
箱庭の車が国道を行く
空の青さと雲の白さと
パラグライダーが飛ぶ
木でできた滑走台から
そこに腰かけ風を待ってる
夏の吹き上げて来る風を
大空へ旋回しながら
ゆったりと昇ってゆく
鳥になり風になり
ひと夏の夢になる
また来年の夏もきっと
この展望台に登って
風を素肌で感じて、また
自分を見つめ直すために
信濃の短い夏が終わる
山降るアキアカネの群れ
大空をかける羽根は
ゆっくりと夕陽をあつめ
鳥のように風のように
明日への軌跡を描き
大空へ旋回しながら
ゆったりと昇ってゆく
鳥になり風になり
ひと夏の夢になる
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