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記憶のカケラ
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作詞 J.l.S |
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祈り続けた夜は終わる
朝日が目の前に広がる
そこには光に包まれて
目を閉じる君がいる
降っていた雨は止み
雲さえも今日は無く
その景色はまるで
君を空に導く道のようで
*
止まった時計を抱きしめた
今もまだ 名残惜しくて
生きた重みは死を迎えて
深く深く 胸に突き刺った
*
君が去ったこの世界は
何も変わらずに動き続けた
君が去った私の世界は
歯車が狂い壊れ始めた
私に言った最後の言葉は
何気ない一言なのに
"愛してる"の囁きよりも
心に深く刻まれた
*
動かない針をただ見つめた
今もまだ 動きそうな気がして
生きた証は灰になり
空に還り 私を照らした
*
もう一度 会えるなら
もう一度 声が聴けるなら
何もいらない 命さえも
笑う君を 泣いた君を
このままずっと思いながら
1人泣くことしか出来ない
*
君はもう 記憶のカケラ
その破片達が 私を襲う
音の無いこの世界で
涙が静かに音を鳴らした
*
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