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賛美歌
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作詞 J.l.S |
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お前に届けるよこの賛美歌
1年の終わり 2人ジャンプした
放課後いつも2人歩いた
学校抜け出し はしゃいだりもした
なんでも分かるお互いの事
お前といると燃え尽きない炎
いつも話した今日はどこ行こうと
どこまでも行こう いつまで そう
*
小さい頃からの付き合い
あの頃から何も変わらない
公園の砂場で城を作り
あの場所には2人の秘密基地
そこから少し大人になり
めくった新しい1ページ
色んな出会いがありました
でも変わらないお前との明日
自転車で二人乗り 風に乗り
浴びる光 楽しい夏休み
思い出作りに いつも没頭
楽しすぎた あの頃は本当
家に帰ってもすぐに電話
今日は楽しかった 弾む会話
気が付いたらおやすみの時間が
また明日 自然に笑えた
*
お前に届けるよこの賛美歌
1年の終わり 2人ジャンプした
放課後いつも2人歩いた
学校抜け出し はしゃいだりもした
なんでも分かるお互いの事
お前といると燃え尽きない炎
いつも話した今日はどこ行こうと
どこまでも行こう いつまで そう
*
春には桜 夏には海
秋に紅葉 冬には雪
見てきたお前と色んな色
でも将来の事を考えるこの頃
自然と広がる2人の距離
最近は放課後も別の道
寂しい気持ちもあったが心の中で
呟いたしょうがないか
今日も1人帰る放課後
お前と帰ったあの道の方
鳴り響くサイレンと人だかり
何故か感じた心にざわつき
人混み掻き分け見つめた先に
なかったお前のいつもの笑み
駆け巡ったお前との日々
でたのは声にならない叫び
*
お前に届けるよこの賛美歌
1年の終わり 2人ジャンプした
放課後いつも2人歩いた
学校抜け出し はしゃいだりもした
なんでも分かるお互いの事
お前といると燃え尽きない炎
いつも話した今日はどこ行こうと
どこまでも行こう いつまで そう
*
生と死の境界線 にいるお前に
聞こえてなくても 「行かないで」
心地良かったお前の鼓動が
今じゃ無機質な機械音だ
突然なりだす終わりの音が
最後まで届かない 俺の声は
ただ静かに眠りについた
別れの言葉 1つもないまま
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お前に届けるよこの賛美歌
命の終わり 1人涙した
放課後いつも2人歩いた
場所に今は添えられた花束
なんでも分かる互いの事
そこにはもう 燃え尽きた炎
1人今日はどこ行こうと
お前は1人出掛けた空の向こうへと
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