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エゴイストの利己主義なワガママ
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作詞 縷兎‡ |
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ことりが啼いた、 小さなことり。
小さな声で、 母を呼ぶ。
頼りない声が、 私に届いて、 私は、耳をふさいだ。
無邪気に、母を、 呼ぶことはできない。
歪んだ私。
変なこだわりが、 心の邪魔をして、 素直になれない。
そんな私を、 その声は責めたてた。
遠くへ行きたい、
ここじゃない、どこかへ。
「誰も 知らない、
私を 知らない」
そんなトコロ。
素直になれない、
そんな私を、
解き放して。
黒く染まって、
もがれた翼、
美しく 生え変われ。
そして、また、
飛んでいきたい。。
若鶏が鳴いた、 美しい鳥。
美しい声で、 恋人探す。
求める声が、 私に届いて、 私は、耳をふさいだ。
無邪気に、恋を、 求めることが出来ない。
捻くれた私。
馬鹿な自尊心、 想いの邪魔をして、 素直になれない。
そんな私を、 その声は嘲笑った。
居場所が欲しい、
ここじゃない、どこかに。
「他に 要らない、
私の ためだけの」
そんなトコロ。
素直になれない、
そんな私を、
受けいれて。
雨にうたれて、
凍えた指先、
暖かく 包み込んで。
そして、また、
羽ばたきたい。。
ワガママでしょう?
ゆがんだ心に、
ひねくれた性格。
それが私。
変で、馬鹿で、
でも。
でも、わかってもらいたくって。
私も かわるから。
だから、
今を受けいれて?
一人にしないで。
遠くに行きたい、
ここじゃない、どこかに。
「他に 要らない、
私の ためだけの」
そんなトコロ。
素直になれない、
そんな私を、
今は許して?
地に堕ちて、
汚れた心、
美しく 綺麗になれ。
そして、また、
羽ばたいて…
――あなたの元へ――
居場所が欲しい、
ここじゃない、どこかで。
「誰も 要らない、
私の ためだけ」
そんなトコロ。
素直になれない、
そんな私を、
今は許して?
閉じこもって、
翳った想い、
暖かく 抱きしめて。
そして、また、
微笑み溢れる世界へ、
行く勇気を、
私にちょうだい?
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