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バンパイア・シザース・キリング
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| 作詞 しらたま |
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眠れない夜になったんだ
共に過ごした事も知らずただ
私はハサミでただ人形を破る事しか出来なくて
問いかけた優しい声に潤む瞳
吸い込まれるなぁ 鋭い牙
破り破り疲れて眠りそうになったらそこに居た
開けた窓から落ちてきた黒い羽根は貴方の生を意味する事で
そうたもしらずに貴方に噛まれてきた
気持ち良くて子守唄の様な
午前1時 辺りは暗い
佇む街や空眺めながら
二人は深い愛と眠りに落ちていた
遥か彼方を見上げて
愛された瞳に 何もかも違っても
愛はそれを許すんだ
それに身を揺られて
私は貴方の言うがままに
恋も血も奪われた
それから何ヶ月経っただろうか
ある日貴方は突然私から身を離れた
貴方は鏡を見ろと言うのさ
私の身体はとても不甲斐なく
いつからなったとばかりに一時は泣いてしまった
されば貴方は欲を抑えて
私のために優しくか細い声で
背中をさすって 私は我慢出来なくて
とうとう言った素っ気なく躊躇いもせず
閑古鳥は鳴いたさ
貴方はそれから何もを 拒んで私に話もせず
落ち込んでばかりだ
一瞬の出来事で
一瞬で積んだ山は崩れる
もう終わりなのね…？
そして貴方は死に至ったの
いいえ 私が殺したんだと
あの時に言った言葉 私は今も忘れないわ
記憶を消し去ろうとしても
一人ぼっちの夜
また眠れない夜 全てが無くなって
あの言葉だけがリピートして
「もう君には逢えない
から来世でまた逢おう」
後悔だけの現実
夜が来る度 私は今もハサミをもって
黒い羽根をまた切るのさ
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