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闇の駅
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作詞 エスカルゴ |
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朝霧が消えないころに 闇の駅へ来たよ
ちょっと慌てすぎてお弁当忘れちゃった
曲がりくねった鉄棒に ぶら下がった君の影
僕は仔犬のように震えてそれを見ていた
でも 気づいたときには閉ざされていた闇の駅
訳もわからず出口を探す僕はおかしいね
でも 気づいたときにはなくなりそうな闇の駅
ハッと目が覚めた世界に僕は もういない
終電車を乗り過ごした 闇の駅へ来たよ
だけど僕は少し眠たいまま
でも 気づいたときには閉ざされていた闇の駅
誰かの足音が殻の外から聞こえる
そして 気づいたときにはなくなりそうな闇の駅
いつになってもここからは逃げ出すことが もうできない
今ゆっくりと 君の指先を温める
キズだらけの背中を 二人で舐めあいながら
よく分からない文字が書かれた 闇の駅へ来たよ
僕は仔犬のように震えてそれを見ていた
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