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SORA
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作詞 五十嵐瑛斗 |
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SORA
悲しい時も楽しい時もあなたは言った
5時半の夕暮れ 川沿いの道で
下を向いてないでこの空を見てと
真っ赤な太陽に染まるこの空を
遠くても僕たちは同じ時間に
上を向いて同じことを考えて…
気づいたらもうあたりは暗くなり
夜が僕らを包み込んでいく
生まれてからこの時までずっと
冬の寒さのように心を閉ざし
気持ちなんて誰にも伝えられず
ありがとうも君に言えず…
冷たい僕の左手と暖かい君の右の手を
優しく壊れぬように重ね合わせた
この時がどうか永遠であって欲しいと
それも僕は言葉にできずただ…
それは突然の出来事で整理もできず
5時半の夕暮れ 川沿いの道
道に映る影は一人 消えた影を探し
僕はふと空を見上げたんだ
遠くても たとえもう会えなくても
僕たちは同じ時間に空を見て
お互いのことを考えて夜が来て
一人の僕を静かに慰める
同じ丘で世紀の天体ショーを
偶然そこで二人は出会った
冬の寒さで震える僕に君は
赤いマフラーを巻いてくれた
冷たくなった君の頬に暖かい僕の涙
優しく壊れぬように抱き寄せた
悲しくなったら空を見て思い出して
そうしたら寂しくないと君は…
なんとなくで気づいてくれていたかな
あえて口には出さないけれど
きっと気づいてくれたよね
言葉にならない君への思いを
永遠なんてないことを僕は知っていたのに
そこに永遠を求めてしまうんだ
もしまた君に出会えたら
すぐに伝えるんだ その言葉を
冷たい雨と左手に暖かい缶コーヒー
優しく壊れぬように君を思い出す
もうあれから何年が経つんだろう
雲の先の空の君に問いかけた…
答えなんて自分でも知ってる
ただ君の声が聴きたかっただけ
冬の雨に濡れる足元
君と僕に溢れる涙
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