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囚人は静かに笑う
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作詞 RAGU |
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化け物じゃないよ
人間だよ
僕だって君とおんなじ人間だよ
どうして僕だけ檻に入れるの?
ひどいじゃないか
きみがあたたかい場所で
ぼくがつめたい場所だなんて
ねえ
だして
ここから
だして
もうしないから
ここからだして
ぼくのなにがいけないの?
ぼくのなにが悪かったの?
わからないよ
ねえ
あなたにぼくがわかるかい?
わかるならおしえてよ
ぼくにはあなたがわかるよ
幸せなんだろう?
ぼくの寂しさなんてちっともわからないんだろう?
ねえそうだろ?
おしえてよ
ねえ ねえ ねえ ねえ
アハハ しつこいかい?
いいだろう じゃあ教えてやるよ
生きるすべなんて俺の自由なんだろ?
じゃあお前の生きるすべが俺を閉じ込めておくことなら
話ははやい
はじめっから、産まれた時から、俺たちはすでに
最初っから、対立してんだよ
だから残念ながら戦うしかないみたいだね
それが生きるすべってやつだから
わかんだろ?
なあ
わかるんだろ?
なあ
わからないよ
もう
わかんだろ?
なあ
わからないよ
もう
アハハハハハ
おまえも笑えよ
仕方ないんだから
戦う前に最後にせめて笑っとけよ
これは決して残念でも不幸でもねえんだから
ありのままじゃん
あるがままじゃん
こりゃあ仕方ねえんだ仕組まれたことさ もう決まってんだよ
これがシステム
それじゃあ仕方ねえよなあ
運命論ってやつさ
性善説、性悪説ってやつ
俺達は戦うのがサダメなんだ
だからせめて笑っとけ
なぜ笑うという機能が人についてるか知ってるか?
それは殺し合うサダメにあるから
それだけじゃあむなしいだろ
つまんねえだろ
だから笑うんだよ
もう決まってることだから仕方ない
それだけじゃつまんねえだろ
なあ
だから笑っとけよ
なあ
笑って死のうぜ
せめてよ
ま、
おまえだか
俺だかは
知らんがな
アハハ
こんな世界にしやがった
神にだけは
笑わせねえ
終
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