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キャンバス
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作詞 アキラ |
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今日が描かれている目の前のキャンバス
何も描かれていないその奥のキャンバス
きっと今日と同じように描かれるだろう
だって目の前にあるんだから
昨日と同じ絵が
何回繰り返せば理想の自分に近づける?
小さいころ描いた自分はここにはなくて
遠く彼方にそれはある
何回キャンバスを見たら理想の自分はいる?
何千回も見たけれどそんな絵は見つからなかった
きっとまだ描かれていない
そう思ってた昔の自分
だけど違った
あなたと出会いそう思った
自分で明日を描いていくんだと
真っ白いキャンバスの上に色鮮やかな明日を
誰にも邪魔されず自分だけの日々を
たとえ間違ったって
白の絵の具で塗りつぶしてやればいい
少しずつ理想の自分を描いていけばいい
そう思った時
右手の筆がキャンバスに
一つの今日を描き出した
下手くそだけど
初めて自分で描いた今日が
そこにはあった
不細工な今日だけど
理想の自分にほんの少し似た自分が
次はどんな今日を描こうか?
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