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暴慢な小心者
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作詞 白い桜 |
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いつも いつも 自分の席で
ひっそりと身を構えている
いつも いつも よく言われるよ
「睨んでるような目してる」と
そのつもりはないのだけれど
必ず皆そう言うんだ
笑ってると「キモい」と言われ
普通だと「怖い」と言われる
そんなに「睨んでる」と言うのなら
本当に睨んでみたくなる
睨んで無いのに睨んでるなら
こっちを望んでたのだろう?
気分次第で睨み散らす僕は
最低最悪な人間
無駄に当たり散らしてしまう僕の
たんきなところに腹が立つ
「睨んでない」と言えばいいだけなのにそれを言う勇気皆無
睨んでない顔がどんな顔かは今の僕は知る由もない
いつも いつも 自分の席で
ひっそりと身を構えている
いつも いつも よく言われるよ
「何考えてるか分からない」
どういう意味か知らないけど
必ず皆そう言うんだ
会話の仕方知らないから
ただ黙っているだけなのに
何考えているか分かったら
その人の方が恐ろしい
僕が今こう思ってる事が
皆は知りもしないだろう
何考えているか分かるなんて
最も恐ろしい人間
でも僕がこう思っている事は
誰も分からないのだろうか
どういう意味か聞けばいいだけなのにそれを聞く度胸が皆無
何考えてるか分かる方法今の僕は知る由もない
睨んでる? いや睨んでない
分からない? いや普通でしょ
どうしたの? いや何もない
友達になろう…
耳鳴りまで聞こえるようになった
僕はもう壊れた人間
友達がほしいと無駄な期待を
している自分に腹が立つ
ーーーーーーーー!
耳鳴りでも空耳でもなくはっきり聞こえた夢と希望
こんな顔をしたのはいつ以来か今の僕は知る由もない
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