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歯痒くとも新鮮な街
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作詞 東屋敷猜華 |
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自転車で通り過ぎても 明らかに目立つ
永遠の絶望 すなわち後悔さ
ボタン1つで移り変わる信号機
変えられる時空はその程度
意味もなく人を追いかける
子供の遊びは終わったろう
待てないかな 君は大人なのに
知らん顔はしてないさ
ただ本当に知っていないだけ
届けというより この想い 心を刺せ
1秒の長さを決めたのは誰かを知りたい
仲間を代弁し 打ち倒すために
ここは奪うよ ただ一つだけで全てと呼べた輝きさえ 無表情で
「静かにしてろ」と逃げている
聞こえてるでしょ? 老化した耳にも
聞いてというより この嘆き なんとかして
進んでいくのさ
見えもしない最先端へ
素晴らしすぎて追いつけないよ
やがて僕らはいらなくなる新鮮な街
食い潰すだけの白蟻
壁をめくれば見えてくる
長い時間をかけて
終わりという始まりへ
まだ生きている
この傷を自然治癒力にかけて
意思などない変貌を見届けようか
それでもどうせ繰り返される過ちに悩まされ
生きてる意味なんか考えたりして堕ちる
その前に誰も気づかない当たり前を
これこそが多分 誰にでも受け入れられる
歯痒くとも新鮮な街の流行りだろう
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