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80年分の花束
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作詞 やなぎ |
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ひとつだけ長い呼吸を 飲み込んだ
今までにないほどの いろんな味がしたんだ
全てが記憶に重なって 涙が出た
息が擦り切れるほど 自分を責めた
ばらばらになった ハートはもう
どう頑張ったって 拾えないよ
いかないで どこにもいかないで
震える身体を抱きしめて ずっと
言葉なんて 何もいらないから
今はただ そっとあたためて お願い
ひとつだけ聞きたいこと あるんだよ
今はもう手遅れだけど 言わせておくれ
心の底から笑えてた? どうなんだろう?
高い僕の肩は居場所に してやれたかな?
地を覆う雨が 乾いてくように
街並みも君を 忘れていくんだ
いかないで どこにもいかないで
震える身体を抱きしめて ずっと
言葉なんて 何もいらないから
そんな願いさえも 今は儚い夢の中
空を見たいと外に出れば 君の面影が鮮明になって
僕を余計に狂わせるんだ
ついには自分の殻にこもって 空を全てかき消してしまったよ
記憶の隅まで...
明りのない部屋で ひとり座り込んで
また聞きたいな もう一度 聞かせて
あたたかい声を いつかまた聞きに行くから
その時は言ってくれよ 「おかえり」って
待っていて ずっと待っていて
君に似合う男になるまで まだまだだから
待っていて ずっと待っていて
思いの数だけの花束を 持っていくから
きっとひとりでは 抱えきれない
だからふたりで 抱えていこう
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