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私の薬指
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作詞 ぶたごま |
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キミが残したアナタの影
キミが置き去りにした思い出
キミの匂いの記憶
キミの甘い言葉
わたしが今持っているキミ
それはもう捨てて。と私に言う
動けず、立ち止まる私
もうはやく忘れてよ。と私に言う
右手の薬指も 左手の薬指も
夢に破れて悲しんでいる 淋しそうな薬指に
私は謝った だけどすぐに、大丈夫だよと慰めた
ここで止まる私ではダメだよ 前に前に笑おう
キミがいたこの部屋
キミと眠ったこのベッド
キミと食べたこの食卓
キミと繋いだ手の記憶
わたしが覚えているキミ
それは過去だよ。と私に言う
言い返せず、立ち尽くす私
もうあの人はいないよ。と私に言う
右手の薬指も 左の薬指も
現実を知って悲しんでいる 悲しみの心に
私は言い聞かせる その程度の人だったよと
数年後には私の薬指はきっと 幸せで溢れている
悲しさに染まらないで
痛さに慣れないで
淋しさに埋もれないで
明日に進んで今をみて
哀しみに染まらないで
待っている想い
まだ知らない宝箱は
ワクワクがいっぱい
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