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Lonely loop
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作詞 柑子 |
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落ちる水滴の音が
存在を主張する狭い部屋に
聞き飽きたお決まりのフレーズは
遠く深く沈んでく
昨日の僕の台詞を
ひたすらに繰り返してみては
何も掴めない掌を
君に見えぬよう隠す
体温を見失う前に求めるの
寂しがりのループ
君だって僕だって
ただ傍にいてほしいだけなの
哀だって愛だって
音に変えて誤魔化した
いつだってどこだって
終わりかたは見え透いたものさ
向こう側に君はいない
絡んだ唾液の味を
吐きだしたくなる矛盾と焦燥
ちらついたあの時の温もりは
白く淡くかすんでく
他人が考え出した僕との
間で生じてる酷いギャップを
君だけが知りえてるわけは
君と僕が同じだから
正しい境界は何処にあるの
寂しがりのループ
君だって僕だって
ただあたたかいものが好きなの
愛だって言ったって
残響ものこらない
今日だって明日だって
似た者同士の僕らは
最後にすれ違う
理由なんてない
感情の枠から外れた感情が
訴えてくる君の声で
僕の声で
君だって僕だって
ただ傍にいてと叫ぶの
哀だって愛だって
ひとつになればいいよ
いつだってどこだって
終わりかたは見え透いていても
今素直に抱き締めて
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