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wiseacre
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作詞 柑子 |
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繕ったその顔で
今日も連ねる羅列は
吐いたそばから忘れられる
僕のような存在だ
可愛がったモノの末路は
巧みにぼかされて
綺麗の裏側に消された
君のような存在だ
割れたガラスの破片で傷つかないよう
要らない靴で粉々になるまで
踏んで砕いで捨てたんだろう
理解できない単語ばかり
繋ぎあわせた拙い言葉で
全部知ったような顔して
君を見下ろす僕がいる
見せかけの特別を
貼り付けただけのこんな手じゃ
君に伸ばすフリしか出来ない
何時だって添う本音なんて想
日の当たらない場所に追いやって
脱出は不可能にしておいたから
どうか君は見つけないで
望まない真実を誤魔化すために
出来損ないの頭の全てで
脚色する術を探してる
振り返れば君のこと
何も知らないなんて今更
全部知ったような顔を
崩すつもりもないくせに
見せかけの特別に
縋ってるだけのこんな手じゃ
君を助けられないってバレてしまうな
見栄と嘘と薄っぺらの理由は
君のためという名の僕のため
理解できない単語ばかり
繋ぎあわせた拙い言葉で
世界の輪郭をぼかした
まだ気づかないでよ
見せかけの特別で
固めただけの台詞でも
君の指針くらい出来るだろ
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