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置き去り
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作詞 毒苺 |
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いつも隣に居た君を突き離した。僕はなんだ・・・
深く想わなければそのままだったのに。
大切だったから気になった、気にした、それしか見えなかった。
「じゃあ来るなよ。」そうは思わなかった。
お前なんていらないと言った。
そんなもの欲しくないと言った。
もう関わるなと言った。
これでもう失うものは何もない。
何も怖いものは無くなった。
でも、まだ足りない。
そんなものは必要無いと言った。
同情なんていらないと言った。
心配なんていらないと言った。
さぁ、これで僕は自由さ。
何も悲しくない。
誰も居ないなら孤独にもならないさ。
僕ならなんでも出来る。
(そんな訳無いことも知っていた)
僕に何が出来る?
それは分からなかった。
何も失うものはない。
命など惜しくない。
(そんな訳無いのを知っている)
何故カナシイ・・・?
僕は何でも出来るのに。
僕は何もかも失って、何が欲しかったのだろう。
これ以上何も望まない。
もう遅い。
何も失うものは無い。人のものなど欲しくない。
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