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虚独
作詞 沙流鎖
汲み取る光も消した部屋に
聞こえないものは いくらでもあって
壁掛け時計が刻む音は
いつも通りに 今を知らせる

虚しく囲った腕の中に
失ったものは 分かり切っていて
瞼の裏で囁く声が
嫌に大きく 胸を打つんだ

慣れてるはずの 一人の夜
過ごし方を忘れたみたい

 想いと時計だけが回る
 26時の静かな孤独
 虚ろな感傷と 何もない夜の隅
 僕は抜け出せずにいる

正しい光が急かすように
入り込むけれど 明るくはなくて
動かせない体と心で
誰もいないと 知らされるんだ

全てを起こす 朝でさえも
一人の夜と変わりはない

 世界が僕を置いて回る
 午前6時の確かな孤独
 見えない隔たりと 戻らない朝の意味
 僕は抜け出せずにいる

諦めも願いもない
ただ何もないだけ

 何処にも行けずここで回る
 26時の虚しい孤独
 乾いた感傷と 意味のない日々の縁
 僕は抜け出せずにいる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 虚独
公開日 2013/03/04
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 2年前のリハビリ作品。
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