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紙飛行機
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作詞 TOTO |
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青い春風が 一息吹けば
桜の花びらが 気持ちよさそうに宙を舞う
薄ピンクのそれを頭にのせて
君はこう言ったね 私も空を飛んでみたいと
長い針が歩みを進めれば
忙しさに縛られ 毎日がてんてこ舞い
悩みとか 何もかも忘れて
自由にあの青を泳げたらって
妄想の中で翼を生やしてみるんだ
まだ飛べる まだ飛べる 果てしない空
雲をかき分けて 自由の在りかを探そう
桜の雨が降る中 放たれた僕が向かった先は
空を飛びたいと願った 君がいる地上
一人で自由を手に入れた途端
孤独となんら変わりないと 儚く舞い散った妄想でした
丘の上から 飛ばした紙飛行機
もっと遠くへ 舞い上がってほしいと
まるで自分と重ねるように 目で追いかけて
君はこう言ったね 私も空を飛びたいと
つま先を見つめ 俯いて歩く僕
空を見つめ 両手を広げて歩く君
君が残した飛行機雲 僕はそれを追いかける
どこまでも そう どこまでも
何度だって 何度だって 紙飛行機を飛ばすよ
ゴールフラッグなんて見えなくても
君がみているその先には いつだって空
俯いてばかりの僕には 少し眩しいけれど
頭にのせている五つの花びらを目印に
今度は僕が紙飛行機みたいに 君を乗せて飛ばせるよ
だから
君がみているその夢の続きを 僕にもみさせて
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