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微笑と黒髪
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作詞 mio+ |
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雨音がひとつひとつ
時が経つのを知らせてくれる
気づいたらもうこんな遅くで
眼が覚める頃にはまずくなる
君が好きだった夜更けのコーヒー
君が好きだった夜更けのコーヒー
手首が知らぬ温度を辿り
異変に気付くまでは
もう少しこのままでいよう
少しだけこのままでいよう
見慣れた黒髪は
振り返ることもなく去って行きました
その場面を私は知っている
その場面を私は知っている
そして女は立ち尽くしているのです
夢か幻かまた繰り返しているのです
車のヘッドライトが濡れた頬を照らし
張り付く髪はそのまま 息をしていれば
かろうじて良くなっていくだろう
忘れられない歌を歌っている
君が好きだった私の長い髪
君が好きだった私の長い髪
足首が知らぬ手に捕まり
異変に気付く頃には
もう遅いのでしょう
硬い地面に打ち付けられて
見慣れた黒髪は
振り返ることもなく去って行きました
その場面を私は知っている
その場面を私は知っている
その角を曲がる前に一度立ち止まり
朝靄の中へ消えて行くのでしょう
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