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ガレリア 〜願いと奇跡が出逢う場所〜
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作詞 ともクン |
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この道を歩き終えたら
きっと願いが叶うねと
君は僕の肩を組んで
無邪気に微笑みそう言った
僕の願いはこのひととき
素直に伝えられなくて
高鳴る胸 必死に隠し
瞳(め)合わせられずにうなずいた
色とりどりの花々は
季節を告げる
だけど咲けない花もある
君と別れたあの時から
ガラスの屋根の向こう
空は青く広がり
ゆっくり時を連れていく
僕の気持ちだけ置き去りに
川が流れるように
木々がざわめくように
当たり前だったあの日々は
終わりへと向かう切ない旅路
涙こぼせば尽きないけれど
なんとか顔を上げて歩いてる
君が住んでた城下町(まちなみ)
歩き巡った亀岡祭(おまつり)も
数えきれない人々によって
選ばれ守られ続いていく
だけど僕のこの想いは
守られるはずなく
自ら冷たい霧の向こう
隠したけれど揺らいでいた
ガラスの屋根の下(もと)
いつも語り合った
初めて会った時から
君だけを好きで苦しかった
仲良くなれたこと
ともに夢見られたこと
祈りがあふれるこの町は
願いと奇跡が出逢う場所
訪ね歩いてきた旅人に
いつでもここは優しさをくれる
夏は夜空に咲く花火
冬は雪景色
君と眺めた風景は
今年もとても美しい
ガラスの屋根の向こう
空は青く広がり
ゆっくり時を連れていく
僕もけして立ち止まれない
想い出していいんだ
それをも未来につなごう
祈りは絶えず新しく
僕をふるわす力になる
ひとつひとつを繰り返してこう
願いと奇跡も一度出逢えるように
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