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平和の螺旋巻き
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作詞 ともクン |
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その争(たたか)いは僕達に
平和をもたらすためでした
そして今ではこの国は
一応平和になりました
声強き声に掴まって
気づかぬ声は存在(あり)もせず
シュプレヒコールは他人事
全員(みんな)が楽しく生きてると信じてる
あぁ僕達はこの日々(とき)が
死ぬまで続くとは信じちゃいない
なのに不気味な平穏を
それこそ隠すように騒いでるのだろう
未来の怪しい手招きは
遠き過去へと誘(いざな)う螺旋(ねじ)巻き
気づいてようがいなかろうが
酷い静かさで時は前進(すす)んでく
どんなに見知らぬ過去を
変えていこうと試みても
その争(たたか)いは僕達に
新たな未来をくれました
そして今でもこの国に
一応絆をくれてます
悲劇起こる度声揃え
耳障(みみざわ)る音(ね)は切り捨てて
トルネードのような煽動で
心は仕組まれた未来へと殉じてく
あぁ僕達はこの日々(とき)を
いつまで楽しめるか脅えている
だから過去に目をそらす
争(たたか)いを避けようと旗を掲げている
未来の綺麗な台本を
演じてくことはまるで螺旋巻き
書いているのが誰であろうが
我武者羅に生きれるほど強くない
いずれ不安やおそれに
悔やみ苦しみ泣かされても
あぁ僕達は自分自身(それぞれ)に
信じてる信じてると言い聞かせてる
そうさ生きていかなくては
罪(あやまち)はそもそも自分で気づけないもの
未来の平和を聞くことは
戻せぬ過去と向き合う螺旋巻き
たとえツラくて耳ふさいでも
受け継ぐ仕事(さだめ)を背負わされるんだ
それがきっといつまでも
己の平和を守るだろう
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