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すな
作詞 ぽん
笑ってるけどさ、心はもう海みたいで。
瞼の裏側にたまるもの、こぼれかけたのを隠すために
笑った僕は、きっといちばん弱い。

ひきつった笑顔で、抱きしめた。
海辺に建てた砂の城に似た心を。
それはやがて、だれもいなくなってから、ちいさく音をたてて崩れた。

叫んだよ、叫んでるよ。聴いてないだけ。
耳を澄まし、傾けてくれるもの、どこかにいるのかな。

うつむいて歩いた、悲しいことがあったから。
そうして見つけた花は、やけにきれいだった。

踏切が鳴く。悲しい旋律を奏でるみたいで。
線路の先、見つめた。とおくとおく、消えてしまえる気がした。

だれかに傷つけられたから、きっとだれかが覆ってくれる。
だれかに突き飛ばされたから、きっとだれかが受け止めてくれる。

崩れてしまった砂の城は、きっと、また建て直せばいい。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル すな
公開日 2012/11/11
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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