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卒アル
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作詞 NOwing |
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残された写真はそれだけ
少し気取って笑うあの人
あの場所から見下ろした景色を
撮ったのもあの人だろうか
最後の白い4ページは
みんな綺麗に埋まっていたけど
私にそんな時間はなかった
不器用ってほんと辛いね
そうやって残された
この手に今 卒アル
こうやって示している
この場所に 生きた事の 証となる
暑い夏のグラウンドに
輝いている仲間の笑顔
流した汗も涙も全部
苦く優しく輝いたんだ
卒業式の一番最後
あの人が綺麗に笑ったのは
やっぱり私に向けてなんだろう
瞬間だけが焼き付いている
そうやって思い出す
この手に今 卒アル
こうやって開くたびに
この日々を 生きた事の 証を知る
残された写真はそれだけ
見慣れたようで見慣れない笑顔
ただ確かに刻まれた名前と
だんだんと 滲んでいく..
そうやって残された
この手に今 卒アル
これからも開くだろう
あの人が 居た日々の 証を見て
残された写真はそれだけ
本当は 二人並んだ 写真が欲しい
残された写真はそれだけ
本当は 今も強く 願っている
二人笑う 一枚の写真 願っている
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