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ひとつでふたつのひとつぶん
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作詞 神谷心音 |
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なんで?って振り返ってきいた
夕焼けの歩道
影がふたつ離れてた
なんか意地張って歩道の端に寄った
私に君は
黙って反対側の端の歩道
真っ直ぐ進んでたのに曲がるバス
あと5歩 急いで 走って
フロントガラスが飛び散って突き刺さる
君の顔に流れる赤い液
なんで?って呟いて泣いた夕焼けの道路
ふたりを通り抜けてた
トラック バス 自転車…
全ていつだったか忘れたよ
泣いてる私に君は
黙って青い顔 横たわる
真っ直ぐ進んでたのに曲がる未来
あぁ痛みなら二等分なんて嘘 二倍だよ
池に落ちた君の鞄 拾って私泣いた
ひとつでふたつのひとつ 欠けたよ
「私…君のこと、大好きだったよ」
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