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創造親友
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作詞 MARU |
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独りの人間不信の少年は
前からずっと考えた
裏切られない親友を
誰もが利用し利用する
こんな世界の片隅で
そして人間不信の少年は
あるときピンとひらめいた
自分で創ればいいのだと
趣味も相性も完璧な
創造親友出来上がり
そしたら誰もいらなかった
こいつと生きてきゃいいのだと
いままで独りの少年は
独りぼっちじゃなくなった
創造親友一日中
少年の中で遊ばれて
ゲームの中で鬼になり
オモチャのように飛び回り
心も体も疲れ果て
もう付き合いきれない
ついにはあきれて裏切った
また独りになった少年は
部屋を飛び出し家を出て
公園を抜けて踏み切りへ
見慣れた背中が走り去り
少年はそれを追いかけた
その裏切られた少年は
創造親友見つけると
薬で眠らせ縛り上げ
袋詰めして目隠して
さあさあ復習のお時間だ
それを見ていたいた人々は
現実として見なかった
これは何かの間違いだと
神の調子が悪かったと
創造親友痛め付け
鉄の臭いに包まれて
自分の体を傷つけて
周りの人には無視されて
こんなはずじゃなかった
皆に見つけて欲しかった
かまって欲しいだけなんだ
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