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ナキムシワタシ
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作詞 みずつき |
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夜の始まりの空は深く碧い
「君は今どこにいるの?」
そう呟いてナミダひとつ落とす
流れ星が流れたならば
君に逢えますようにと願うのに
空を見上げても
星空は灰色に隠れて
月の光さえも届かない
君の名前呼んでみたって
君の声思い出してみたって
ナミダ流れて止まらないの
そうナキムシなワタシは
今は灰色の空見上げて
君を探すよ
どれだけ泣いたらナミダは枯れるのでしょうか
それともナミダ止まらないのは
ワタシがナキムシだからでしょうか?
君が最後に見せた笑顔も
ワタシはナミダで見えなかったのです
逢いたいあいたいアイタイ
あの碧に沈んだならば
すぐに君に逢えるのでしょうか?
「今すぐ君に逢いたいの」
「どうして遠くへいったの?」
「ナミダなんて枯れないよ」
そうワタシはナキムシだから
世界は碧に染まって行く
ワタシは今ひとり
ああ真っ暗な碧に浮かぶ
光の粒のどれが君なのでしょうか
今碧に染まれば
光の粒に紛れて
君に逢いに行けるのでしょうか………?
君の名前何度も呼んでも
君に逢いたいと願っても
君の声は聞こえない
君の姿さえも見えない
君はもうどこにもいないの?
碧い蝶 目の前を飛ぶ
それはきっと君なのでしょう
ナキムシなワタシに君は
最後に逢いに来てくれたのですね
世界はまた白に染まる
君を永遠に
愛してる
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