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春の終わり
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作詞 ◇裕也 |
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僕の声が枯れていく
緑が小さく揺れている
夏の影が窓から顔を出して
浮かばせるあの日
お気に入りも特別も
色褪せて動かなくなる
答えを強請って嘘を知った
もしも 本当にもしも
明日が明日で終わるのなら
嗤われる様な夢を描いて
時の流れを忘れたい
指を折って歳を数える
頼りなく月が滲んでる
投げ付ける小石を探して
誰も居ない河川敷
握った手 切った小指
横顔に差した陽に照った頬
飛び散った想いと零れた涙
いつか 例えばいつか
今日を昨日と思えるなら
今にも割れそうな胸を抱いて
時の流れを忘れたい
もしも 本当にもしも
明日が明日で終わるのなら
嗤われる様な夢を描いて
時の流れを忘れたい
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