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年の終わり(仮)
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作詞 ◇裕也 |
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年の終わり
生きて絶えていく その前に
言葉も想いも 全てを交わしたい
また今日が静かに終わりを告げ
沢山の明かりが一つずつ
消えた中で貴方はどれだけの
価値を其処に見出すのだろう
稚拙な僕は何もできず
狼狽えるだけの惨めさを噛んで
利き手に握る微かな熱を
届けたとしたら 何を捨てよう
生きて絶えていく その前に
言葉も想いも 全てを交わしたい
時が過去を流していくのなら
せめて沈むことの無いように
そして明日は愈々今日に成り
眠い人を急かして街は
同じように動き出したのに
何が変わることも無い侭で
聡明な君は夢を語り
募らせる想いだけを抱き締めて
上げた口角に確かな声を
忘れたとしたら 何を掴もう
もしも背中に 羽が生えて
空を飛べたなら 全てを繋ぎたい
君が今を望んでいるのなら
せめて雨の降らないように
生きて絶えていく その前に
言葉も想いも全てを交わしたい
時が過去を流していくのなら
せめて沈むことの無いように
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