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帰ってきたパイロット
作詞 SYOTA(90s)
僕は独りきりで あの日を思い出す
初めてキスした日 初めて抱けた日を
告白は雨の中 車のシート倒し
ラジオをつけたまま ロマンの欠片もなく

それでも君は頷いた 頬を少し染めながら
結婚式 綺麗なドレス 今でも覚えているのに

君はもう 灰になった
息子と 娘を抱いて
君はもう 帰らないから
僕はもう 抜け殻さ

もしも 僕が側にいたら
少しは安らかに 眠れたはずだなんて思う

僕はひどい男(やつ)かな 心が動かないんだ
空から うたれてるから


息子はもう 中学手前で
娘は まだ幼稚園
歳の離れた お子さんですねって
傷つけた人も 犠牲に

空を飛ぶ飛行機をみたら うたれた心が痛むね
だから僕は下を向いて 歩いているんだ 僕のため

街はもう 残っていない
微かに HOTELの文字
街はもう 死んでしまった
雨はもう 黒い雨

パイロットは愛妻家で 子供が二人いたとか
初めてのキスも 奥さん
僕だってパイロットだった このご時世 仕方ないよ
ラジオから流れる 仕方ないよ 仕方ないよ 仕方ないよ


僕は君の居たはずの 土地に立ち
黒い雨にうたれながら 名前を叫ぶ
君の名前 息子の名前 娘の名前
どうせ 誰にも 聞こえていないさ
街はもう 死んでしまった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 帰ってきたパイロット
公開日 2014/09/16
ジャンル ロック
カテゴリ 社会問題
コメント どうせ、誰にも聞こえていないさ。
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