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少女の血へどの上で
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作詞 SYOTA(70s) |
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眠りについたら 青い海が見える
丘に 少女と二人
どなたと尋ねる 僕の頬をつんと
押して 海へと駈ける
だけど 海は崖の向こう
駈ける少女を 追いかけた 僕
見知らぬ少女は 崖から飛び降り
ふわふわ 浮かんでいたよ
とまどう僕に 手招き 来なさい
僕は飛んだ ゆらゆら 浮かんだ
そして 少女と手を繋いだ
夕陽が昇れば お別れだと思う
だから 少女に告げた
さよなら明日ね 僕は明日のために
朝を 待てども来ない
これは 夢の中の話
笑う少女を 問いただしたよ
見知らぬ少女は 崖から飛び降り
もう二度と 還らぬひとに
とまどう僕に 非情な サイレン
僕は飛んだ 真下へ 落ちたよ
そして 少女の手を潰した
偽物の海は とても固くて
少女は即死 僕はなんだろう
生きている 少女の血へどの上で
生きている 僕ら皆 生きている
少女の血へどの上で
夢から覚めると 白い壁が見える
明日 少女に言った
明日が来たんだ 無事に明日になった
僕は 少女のことなど
もう覚えていない 夢だもの
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