|
|
|
あなたに会うその日まで
|
作詞 てんてん |
|
*お気に入りの青いイアホンをつけて
ゆったりと歩く午後の並木道
流れる歌はいつも同じで
心に響くこの唄は君の事を歌っている
今、この高い空を見上げる
君が去ったあの土砂降りの夜は 本当に悲しかった記憶が少し
すごく長い時間が経った今では うまく思い出せないけれど
人は覚えた事を忘れる為に 頭に優秀なパソコンを抱えている
覚えた事を何一つ忘れることが もしもできないとしたら
生きていく旅路の途中では 辛いことや悲しい事の方が多いよね?
イマ、君たちが持っているモノは
イマ、君たちの為に 今日も静かに働くの
*北風が赤い頬を擦り抜けて行く
マフラーの隙間にはあのイアホン
今日もこの道を通るけれど
耳に届くこの唄はいつまでも変わらない
今、木枯しの中を通り抜ける
まだ辛いと思って丸くなる 弱った自分の姿がそこにはあったけど
今なら笑顔で過去の私の肩を抱き「大丈夫だよ」と強く言えるから
過去を射抜き未来への道を進む いつまでも燻ってる時間なんてないから
時はいつでも平等に進み行く事に 今は気付けなかったとしても
過去を全部消し去るのは あまりに悲しい事だから
過去の弱かった自分を糧にして 一歩づつその先にある光を掴もう
イマ、君たちが持っているモノは
イマ、君たちの為に 今日も静かに働くの
人は誰でも躓き転んでしまう
大きな怪我も負う事もある
でも周りを見渡せば 大きな宇宙がそこにある
大地と言う名のステージがここに
手を取り合って進む事が
あれば拒まずに共に歩めば良い
春風が通り髪を靡かせ遊んでいる
振り向け!と、語りかけるように
前から後ろへと休む事無く
吹く風に逆らうように
声のする方へ振り向くと
光を照らす太陽の下で
「あなたに会うその日まで」
|
|
|