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春の中
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作詞 深穏 |
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何が大切なのと きかれても
うまく答えられない 春の中
背伸びするのにも もう飽きて
少しひと休みしてみようと思う
桜散る空の下 やわらかな匂いに
鼻先くすぐったくなって 音楽聴いて
これから続いてゆく未来を
受けとめきれるか不安になった
誰かを愛することができるだろうか
誰かに愛されることができるだろうか
身を引きちぎるくらいの痛みと
夢と現実の区別がつかないくらいの
安らかな優しさを ともに
この胸に宿せるだろうか
青すぎる とてつもない空につつまれて
鼻唄まじりの口笛 ため息さえも
どこまでも続いてゆく時間が
きっと思い出へと変えてくれる
誰かのために生きることができるだろうか
誰かが私のために生きてくれるだろうか
たわいない話が愛の唄に
存在自体が大きな喜びの種に
つないだ手は今日も明日も
そんな風に生きれるだろうか
誰かを愛することができるだろうか
誰かに愛されることができるだろうか
愛する人の愛する人を
愛することができるだろうか
何が大切なのと きかれても
答えが見つからない 春の中
今はそれでいい それでいい
これから見つけていこうと思う
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