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Iggy
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作詞 スイ |
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ボタンに手をかけたのは
まだ夜明け前 君も夢の中
走り出したのは2時間後
日は登って 君を探した
小高い丘から見る町は
僕のものじゃなくて
空の上誰かのもので
道はじに咲く花にすら
笑われて なにをして生きてるのなんて
聞かれたところで
涙が出るくらい何も持っていなくてさ
それでも何かってまさぐったポッケの中
ああこれを持って走ってけばいい
※
声を出して君に叫んでみたけど
それは勘違い はたまた夢の中
僕が見てるの君の幻
頭でもうったのか
ここに君はもういないじゃないか
靴紐がほどけてつまづいた
真っ赤なお気に入りも泥だらけで
まあいいやそんなことは
思い出したのは2時間前
そういえばいまの今まで
感じることもしなかったな
コンビニで気づく百円落としたさっき
そんな些細なことからすべてが
道の真ん中を走る車にさえ
ドンってひとつき当たることさえできなくて
痛いよいつも傷つくことを避けて
逃げて笑ってどうしようもないなぁ
それでも何かって考えてたら
頬に伝った小さな想い
※
声を出して君に叫んでみたけど
それは勘違い はたまた夢の中
僕が見てるの君の幻
頭でもうったのか
ここに君はもういないじゃないか
忘れるよ忘れるよ
今の僕のままならきっと
簡単に過去にして
空っぽの頭の奥に詰めて
でもだけどそれはだめだろ
ここでもう一つ
ポッケの中を確かめてみた
※
声を出して君に叫び続けてるよ
振り向かなくてもその列車が止まらなくても
僕が追ってるのは君の幻
頭でもうったのか
確かに痛むな
でも頭じゃないな
鼓動を刻むここが
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