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真夜中の讃美歌
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作詞 スイ |
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僕はいつか羽落とした
それは小さくでも夢のある
汚れた靴で舞ってみせた
オリオンの星に願うよな
歌は歌えど届くことなく
音を奏でど響くことなく
記憶を抱いて眠りついた
それがそれで全てであり
美しいんだ
※
ああ 君が泣いたことなど
僕の痛みとしたら
どうだろうか そんなものだろう
月夜晴れた雲間にも
思い出すよあの声を
忘れていたんだよ
風に当たる擦り傷は
ここにあると教えてるんだよ
埋まらない胸の隙間
どうか誰かここに居てよ
世を知れば人を嫌うけど
声をあげても誰も見ないけど
知らない人の腕にだかれ
愛を想って
眠るんだ
※
ああ 僕が泣いたことなど
君の孤独としたら
どうだろうか こんなものだろう
雲が隠す月光が
この涙晴らすなら
忘れていたいんだよ
さらばトモかセイシュンか
それともマコトノアイか
踏切の前じゃわからないけど
君の声がするから僕の声で歌うから
まだ如何してか
想ってしまうなぁ
※
ああ 二人泣いたあの夜が
羽落としたあの時が
痛みならそれも愛だろう
こぼれるように歌うよ
溢れ出した声響くの
それが素晴らしい
それがとても
とても素晴らしい
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