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変身
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作詞 霜原葵依 |
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午前1時 夜の闇
静寂が支配した街
僕は仮面を取って
夜の街へ踊りだす
昼間の顔を引きはがし
本当の僕を露(あらわ)にさせて
強い風が吹く道
一歩一歩足を動かす
月明かりの下 草が木が啼く
風邪と一緒に僕は戯れる
隠された姿に身を委ね
変身した僕は解き放たれる
日頃のストレスや負の感情
全ての不快な物事から
限られた闇の空間の中に
その身をゆっくり融かしながら
僕は笑って踊る
朧に照らす月の下で
午前2時 丑三つ時
霊障が支配した街
長い橋を僕は渡って
夜の街へ踊りだす
夜風にさらされた
もう一つの僕の顔は
強い風が吹く道
静かに笑みを浮かべる
月明かりの下 水が水面が啼く
風に身をまかせ僕は戯れる
隠された姿に身を委ね
変身した僕は解き放たれる
日頃のストレスや負の感情
全ての不快な物事から
限られた闇の空間の中に
その身をゆっくり融かしながら
僕は笑って踊る
朧に照らす月の下で
午前3時 午前4時と
次第に闇が消えてゆく
僕は元居た場所へと戻っていく
そうして仮面をまた付ける
隠された姿に身を委ね
変身した僕は解き放たれる
日頃のストレスや負の感情
全ての不快な物事から
闇の空間もそろそろ終い
太陽が支配する時が来る
僕はまた仮面を付けて
本当の顔を覆い隠す
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