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雪道で
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作詞 かずさ |
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もう真っ直ぐにも歩けない
よろけた足元を見返してみる
もし神様が居るのなら
きっと僕には振り向かない
そんな気がした
星空が綺麗だった
月も僕を見ているようだった
君も見ているのかな
いやきっと見てないだろう
やけに冷たい心はそう
誰が悪いわけでもない
周りにいる人たちが
みんな悪党に見えてくる
短くなったタバコの火だけが
僕には暖かく感じた
君の笑顔も忘れたし
親の優しさも過去の彼方へ
友達の何気ない言葉が
尚更僕を惨めにするんだ
そしてまた日が昇る
太陽は眩しかった
いつかの君の温もりを
微かにこの胸に思い出した
そんな君ももう僕が突き放した
叫んで全部壊したかった
暴れて泣いて壊したかった
生まれて歩いたこの道を
知ら無さ過ぎた何もかも
この手は何かを傷つける
ためにあるわけじゃないのに
大音量で激しい音楽を
いつも最後は優しい曲に
身をゆだね心の傷を癒してる
無意識のうちに
自分を慰めてる
いつも歩いたこの道が
今日の僕には地獄への
一歩に思えて仕方ない
人を信じることの
怖さを僕は知ってから
人を信じれる優しいあなたが
僕には儚く怖いんだ
今日もタバコの火だけが
僕を暖めるこのまま倒れてゆきそうだ
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